CASE-1 測定具の管理方法について

取り組み前の課題

恥ずかしながら、測定具も個人持ち。整頓する方法も各自バラバラ。
【弊害状態】
①お客様に安心した製品を提供できないため、信頼を失うリスクがある
②個人持ちのため、作業者同士で常に測定具を探している。
③校正管理も各個人管理の為、信用できない

取 組

・全ての測定具の回収を行い、測定具置場の設置・識別
・設備毎に頻度の高い測定具を、設備専用箱にて識別する。
・測定具に識別シールを貼り、定期的な校正を行う仕組みをつくる。
【効果】
①製品製造時にどの測定具で計測したかを明確にし、クレームが発生した場合には即座に原因を追究できる
②重複する測定具や不足がちな測定具が明確になり、購入コストも低減した。
③測定具の品質維持の意識も向上したために製品の品質があがり、お客様に信用・信頼が確保された
④整理・整頓により、測定具の重要性の認識・丁寧に扱う意識が向上した

出来上がった製品がどの測定具で測定したかもわからない・・・

ISO9001を取得しました。測定具・測定機器の扱いはものづくりにとって重要度が高いです。信用できる・信頼できる製品を提供し続けていかなければ、会社の存続はできないものと考えております。測定能力は部品加工業の生命線かもしれません。

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